弊社の製麺工場「松伏工場」では、中華麺・生パスタ・生うどん等の麺類を製造する製麺工場として、平成年義務化となった食品安全の仕組み「HACCP」をいち早く導入し、取り組んできました。
平成30年には国際的な食品安全マネジメントシステム認証規格であるFSSC22000を取得し、食品危害を防ぐための仕組みを構築・改善して、品質やおいしさを追求する体制を整え、現在に至ります。
FSSC22000(Food Safety System Certification 22000の略)
FSSC22000 = ISO22000 + ISO/TS22002-1 + 追加要求事項
FSSC22000は、ISO 22000(食品安全マネジメントシステム)と前提条件プログラムによる食品安全システム規格で、フードディフェンスを含む食品安全規格として日本で最も知名度の高い認証です。GFSI承認スキームとして世界的に信頼を得ています。
※GFSIは、世界の消費財業界メーカー・小売企業によって組織されるTCGF(The Consumer Goods Forum)によって運営される非営利団体です。
HACCP(ハサップ)は、「Hazard Analysis and Critical Control Point」(ハザード分析重要管理点)の略で、日本でも義務化が進められ、世界中で食品安全の基礎として採用されている食品安全管理手法です。
完成品の抜き取り検査ではなく、生産時の工程管理によって食品安全を担保しようとする考え方は、国際規格ISO 22000をはじめ、GFSI承認スキームであるFSSC22000やSQF Codeなど多くの食品安全マネジメントシステムのベースとなっています。